読書の習慣は人生を豊かにする

投稿日1月 5, 2018 投稿先 その他

両親ともに文章を商売にする人たちだったため、読書は小さいころから当たり前に日常生活にありました。これは両親に感謝しています。子供のころは母が本を選んでくれることが多かったです。小学校のころは、母が本を音読して聞かせてくれました。太宰治の「走れメロス」などは心に残っています。

中学、高校になると、友人にも本好きがおり、彼らと情報交換して本の貸し借りをするようになりました。自分では買わないような本を勧められて読むのが楽しかったです。スタンダールの「赤と黒」を友人に借りて読みましたが、そのころはチンプンカンプン。20代中ごろに読み返して、こんな話だったのかとドキドキした覚えがあります。もう一つこのころ夢中で読んでいたのは歴史ものです。十巻もあるような歴史上の人物の一生を描いた吉川英治の作品などを、片端から読んでいました。
高校を卒業しても、母からの「これ読みなさい」攻撃は続いていましたので渡されれば読んでいました。トルストイの「アンナ・カレーニナ」や「戦争と平和」など世界の名作的なものや、その時々の話題の作品などはだいたい母から回ってきて読んだのではないでしょうか。

20代は乱読時代で、なんでもかんでも読んでいました。基本的に小説が好きなのですが、その頃はビジネス書でもスポーツ新聞でも、とにかく文字ならなんでもいい感じで、活字中毒のようでした。このころは戯曲も読みました。シェイクスピアは37作すべて小田島雄志の訳で読みましたが、個人的にはもっと後に出た松岡和子の訳の方がわかりやすくて好きです。
30代になってからは、ミステリーが好きになり、推理小説や警察小説などを読み漁るようになりました。今でもその傾向はあり、警察小説は大好きです。特に大沢在昌の作品は、新宿鮫シリーズをはじめ、手あたり次第買ってきて読みました。おそらくほぼ全作品を網羅していると思います。堂場瞬一の警察モノや、誉田哲也もちょっとグロいですがお気に入りです。少々毛色が違いますが、同じころ出会った、純文学ミステリーと称して作品を出している奥泉光の作品も大好きで読破しています。

最近は父が読み終えた本を回してくるので、父の好みの翻訳ものも読んでいます。日本の作家のものしか興味がなかったのですが、父のおかげで少し幅が広がりました。
改めて私の生活にはいつも本があり、人生にも影響を与えているのだと思いました。これからもまだまだ読む機会はありますので、生活の一部として読書を続けていきたいと思います。”